【落葉樹編】5年育てたわが家の庭木・シンボルツリーのメリット・デメリットまとめ|剪定、虫、成長速度、手入れを比較

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植物の記録帳

新築の外構や庭づくりでシンボルツリーを選ぶとき、

「落葉掃除って大変?」

「虫のつきやすさは?」

「手入れはどれくらい必要?」

と気になる方も多いのではないでしょうか。

落葉樹は落ち葉掃除が大変なイメージがありますよね。

もちろん秋から冬にかけては掃除が必要になりますが、常緑樹にはない春の芽吹き秋の紅葉冬の葉を落とした姿など一年を通してさまざまな表情を楽しめるのが落葉樹の魅力です。

わたし自身、虫が苦手なのでできるだけ手間をかけたくないタイプですが、それでも「植えてよかった」と思える落葉樹がたくさんあります。

この記事では、わが家で5年以上育てている落葉樹7種類について、成長速度や剪定頻度、虫のつきやすさ、実際に育てて良かったことや困ったことまでリアルな体験をもとにご紹介します。

これから庭木やシンボルツリーを選ぶ方の参考になれば嬉しいです。

この記事はこんな人におすすめ
  • 新築外構で庭木選びに迷っている
  • 落葉樹のシンボルツリーを植えたい
  • 剪定頻度や成長速度を知りたい
  • 虫がつきにくい庭木を探している

▼【常緑樹編】はこちら。

わが家の落葉樹比較表|5年育てたリアル比較

今回ご紹介するのは、ジューンベリー、エゴノキ、ヒメシャラ、イロハモミジ、ノムラモミジ、ヤマコウバシ、ナツハゼの7種類です。

樹木名成長速度剪定頻度主についた虫特徴メモ
ジューンベリー早い年1〜2回セミ、イラガ
カメムシ
実の掃除が必要
エゴノキやや早い年1〜2回ほぼ見ない実の掃除が必要
ヒメシャラ遅い数年に1度ほぼ見ない乾燥に弱め
イロハモミジ普通年1〜2回カミキリムシ夏に葉が焦げる
ノムラモミジ普通数年に1度カミキリムシ濃い葉色
ヤマコウバシ遅い数年に1度ほぼ見ない枯葉をつけたまま越冬
ナツハゼ遅い5年無剪定カミキリムシ

※成長速度や剪定頻度は植えている環境によって変化します。

わが家の落葉樹のリアルを実体験ベースで紹介

*kiko庭について*

暖地の小さな半日陰庭(庭づくり5年目)
・午前中に数時間日が当たり、午後は建物や樹木の影になる環境
・場所によっては午前日陰、午後強い西日が当たる
虫が大の苦手で、手間なくきれいな庭を目指しています

※住宅地のため、どうしても隣家などが映り込んでしまい、樹木の全体像が写っていない写真が多いですが、ご了承ください。

ジューンベリー

白い花が咲いたあと、真っ赤な実がなる人気の落葉樹。

鳥との争奪戦に勝てれば、実は収穫して食べることもできます。

カリカリになったものから地面に落ちていくので、下がコンクリなどの場合掃除は必須です。(北側のジューンベリーは下が土なので、全く掃除はしていません。)

成長速度は早めで、縦にも横にも伸びやすい印象。

アプローチ沿いはセミがとまると怖いので、毎年太くなった枝から剪定しています。

株元からどんどんひこばえ(新しい枝)が生えてくるので、ちょっと剪定に失敗してもまた生えてくるからいいか、と気楽な気持ちで切っています。

虫に関しては、一番わが家でよく出るのはイラガ(刺されるととても痛いらしい黄緑の毛虫)です。

アプローチ沿いのジューンベリーは、子供が刺されたら危ないので薬剤散布を時々するようにしたら、それからは出なくなりました。

果樹が好きなようでキマダラカメムシも時々とまっていましたが、フマキラーの『虫よけバリアプレミアム未来』をぶら下げてからは見ていません。

個人的推し虫よけグッズなので、今後も使って検証していきたいと思います。

2本植えて思うことは、人が通る場所か通らない場所かでかなりストレス度が変わる植物だな、ということ。

特に虫嫌いさんは、通路などから離れた場所に植えるのがストレスがなくていいのではないでしょうか。

▼推し虫よけ商品はこちらの記事で詳しく解説しています。

▼わたしの切実なセミ対策記事はこちらです。

エゴノキ

この白い花の後に一斉に実がなります。

昨年わたしにザックリ切られてしまったエゴノキ

樹形を保とうと考えて切ったはずなのに、難しくていつも変な樹形になってしまいます。

エゴノキは、2m程度までは成長が早く、それ以降最高樹高に達するまでは成長がゆっくりになる特徴があるそうですよ。

春になるとたくさんの白い花をつけてくれてとてもかわいいです。

この花が咲くと、クマバチがブンブン言わせながら蜜を集めにきます。

花が終わった後に、緑色の実をたくさんぶら下げている様子もまたかわいらしいです。

わが家は下が土なので全く掃除はしていませんが、コンクリなど舗装された場所は掃除が大変かもしれません。

なぜか今年、この落ちた実から大量に発芽したので抜くのがちょっと大変でした。

でも、もやしのような根がスポッと気持ちよく抜けるので、娘と「もやし炒め〜!」などと楽しんで抜きました。

ヒメシャラ

つるっとした赤い幹が特徴のヒメシャラ

日当たりのいい西日も当たる場所に1本、同じ条件で株元は日陰になる場所に1本植えています。

夏は過酷な場所ですが、どちらも今のところ元気に育ってくれています。

涼しげな葉っぱとすらっとした株立ちの姿が爽やかで大好きな樹木です。

成長も遅めで、こまめな剪定は不要。

虫もほとんどついたことはありません。

一点、水切れ(乾燥)に弱いのでしっかり根付くまでは水やりは忘れずにしてあげた方がいいと思います。

わたしは忘れっぽいので、植えて最初の夏に水やりをしないでいたら上の方から枯れてきてしまって焦りました。

イロハモミジ

和風のお庭によく合いますね。

南側のよく日が当たる場所に1本、北側の半日陰の場所に1本植えています。

南側のイロハモミジは日が当たりすぎるようで、夏チリチリになって落葉してしまいます。

はじめの2年ほどは綺麗に紅葉していたのですが…最近は紅葉を見た記憶がないような。

猛暑地域の悲しいところです。

夏に毎日水やりをしてみたところ、しないよりかは葉っぱが持つようになりました。

逆に北側の半日陰のイロハモミジは、多少葉が傷むものの、結構葉が残ります。

ただ、昨年カミキリムシに入られてしまったので、カミキリムシ用の薬剤で対処しました。

カミキリムシは株元から入って産卵するだけでなく、細い枝の周囲をガリガリ食べて、そこから先を枯らしてしまうんです。

今年はかなり警戒しています。大きいし見た目も無理なので…。

今年は紅葉を見られるといいな。

ノムラモミジ

ノムラモミジ(ショウジョウノムラかもしれません)は、イロハモミジの園芸品種だそうです。

濃い赤〜紫色の葉が、緑一色になりがちな植栽のいいアクセントになります。

夏一日中日が当たる場所に植えていますが、葉はチリチリしてくるものの頑張って耐えてくれています。

暖地にお住まいの方は、夏は早朝か夕方に時々でも水やりしてあげたほうがいいかも。

イロハモミジよりも成長が遅いような?透かし剪定だけで5年以上生やしっぱなしです。

こちらもカミキリムシに注意。見つけたら即退治です。

昨年1回だけ見つけて退治しました。

その他の虫は見たことがないのでそこまで虫がつきやすい木ではない印象です。

ヤマコウバシ

ずっと「これはなんの木だろう?」と思っていたヤマコウバシ。

特徴的なのが、冬に枯れた茶色い葉っぱが落葉せず、そのまま冬を越して、春に新芽が出るタイミングで葉を落とすという点。珍しいですよね。

この特徴から、最近ヤマコウバシという名前に辿り着くことができました。

ヒメシャラ同様成長が遅く、虫もほとんどついたことがない手がかからない樹木です。

デメリットとしては、春にも落ち葉掃除が発生することでしょうか笑

でも冬にほかの落葉樹が葉を落としてしまう中、茶色く葉がついている姿はお庭の景色に良い変化を与えてくれるのではないでしょうか。

少しだけ実もつきます。

ナツハゼ

太い幹の方はほとんど枯れてしまっています。

こちらも長年何の木か分からないまま生やしっぱなしだったのですが、最近ナツハゼだということを知りました。

おそらく1年目か2年目でカミキリムシに入られて、枯れてしまったんです。

でもところどころ緑が残っていて、株元からも新しい枝が生えてきているので特に剪定などせず見守っています。

全体で見ると縦長におよそ3m以上の高さがあって、最終樹高に達しているんじゃないかと思うほど大きいです。

枯れている部分がほとんどなので切ってしまうか迷いましたが、遠くから見るとオブジェみたいでおしゃれに見える気がして枯れた幹もそのままに楽しんでいます。

カミキリムシ被害は受けましたが、今のところほかの虫はついたことがありません。

成長がすごく遅いので、剪定の手間が少ない木を探している方におすすめです。

実がなるようになってきて嬉しい。

実際に育てて感じたおすすめ落葉樹は?

左の株立ちがヒメシャラ、右がヤマコウバシ。

わたしは剪定の手間が少なく、虫も少なめで掃除も落ち葉だけでOKのヒメシャラ、ヤマコウバシ、ナツハゼがおすすめです。

派手な花や実はつきませんが、お行儀よくずっと静かに庭にいてくれる、そんな存在で気に入っています。

ノムラモミジも、成長がゆっくりめな上にシックな葉色が庭をセンスアップしてくれるのでおすすめ。

今回ご紹介した中で一番手を焼いているのはジューンベリーです笑

小さい赤い実がたくさんなるので掃除してもすぐ汚くなってしまって。

あと、よくセミがとまっているので毎夏怯えています。

庭木・シンボルツリー選びで後悔しないために(落葉樹編)

落ち葉掃除はやっぱり必要

落葉樹にどうしても付いてくるのが落ち葉掃除の作業。

わが家は10本以上の落葉樹が植えてあるので、拾っても拾っても落ち葉がたまります。

でも1、2本くらいでしたら、気付いた時にホウキではく程度で意外と大丈夫だと思いますよ。

わたしは虫嫌いで植物の隙間に手をつっ込みたくないので、トングで落ち葉拾いしています。

無心になれて結構楽しいです。

常緑樹にはないさわやかで軽さのある見た目と、落ち葉掃除の手間を天秤にかけてみた時、わたしは落葉樹を植えることを取ると思います。

とはいえ、公道やお隣さんを散らかしてはいけないので、その点だけは気をつける必要がありますね。

花や実だけでなく「年間の姿」で選ぶ

花や実が美しいものや秋の紅葉に惹かれて選びがちですが、それを楽しめる期間は意外と短いもの。

見た目においては葉が茂っている時期や冬の枝姿など、一年を通して自分の好みの姿をしているか?という点も確認するとより良いと思います。

成長速度と最終樹高を確認する

植えてみたら思ったより成長が早かった、苗木のままなかなか大きくならない、などイメージと違ったということにならないために、成長速度と最終樹高も確認しておくと安心です。

あまりにも高く成長してしまうと、倒木の危険もありますし、切りたくても届かなくなって業者に頼むなどの問題も出てくるかもしれません。

日当たりなど植え場所の環境に合った樹木を選ぶ

同じ落葉樹でも、日なたに強いもの半日陰でも育つものなど性質はさまざまです。

わが家でも日当たりが良すぎる場所のモミジはチリチリになったり、逆に日当たりがよくない場所は成長が遅かったり。

そんな樹木の様子を見ていると、最初の植え場所選びはとても大切だなと感じます。

見た目が気に入るものを植えるのは手入れをするモチベーションを保つうえでもとても大切ですが、植え場所の環境と合っているか?もぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

わが家で5年育てている落葉樹をご紹介しました。

実際育ててみると、「意外と手間がかからない」と感じるものもあれば、「植える場所をよく考えたほうが良かった」と感じるものもあります。

落葉樹は冬に葉を落とすため掃除の手間はありますが、その分春の芽吹きや秋の紅葉など季節の楽しみがたくさんあるのが魅力です。

春に美しい新芽が芽吹いてくるのを見ると、「今年も春がきたな」と嬉しい気持ちになります。

今回の記事が、これから庭木やシンボルツリーを選ぶ方の参考になれば幸いです。

▼【常緑樹編】はこちらです。


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