「庭が、なんだか垢抜けない」
「できれば虫がつきにくい植物を育てたい」
そんな気持ちを抱えながら庭づくりをしている方は多いと思います。
わたしは大の虫嫌いで、虫が多い季節にこまめに庭に出て手入れをするということが苦手です。というかできません。
そんなわたしの庭で、家を建てた5年前から頼もしい存在としてわたしを支えてくれているのが、『低木』です。
低木が庭にあると、花壇に立体感が生まれ、季節の変化も感じられて、手間も比較的少なめ。
ほとんど何もしなくても、ずっとそこにいてくれる安心感が、低木にはあります。
今回は、わが家のような半日陰の庭と相性がよく、虫が苦手な方にも取り入れやすい強い低木を5つご紹介します。
低木がおすすめな理由
なぜ低木なのか?|庭が一気に垢抜ける存在
庭づくりというと、つい「草花をたくさん植えよう」と思いがちですが、それだけだとどこかまとまりのない印象になりやすいんです。
そこで大事になってくるのが『低木』の存在。
低木は、背の高い樹木と地面を覆う草花の「ちょうど中間」にあたる存在で、この層があるかないかで庭の完成度が大きく変わります。
例えば、
- 上:シンボルツリー
- 中:低木
- 下:草花やグランドカバー
この3段構造ができると、一気に立体感が出て「なんとなくおしゃれな庭」を演出することができます。
低木はいわば“庭をつなぐ存在”。
この一手間で、こなれ感がぐっとアップします。
虫嫌いさんに低木をすすめたい理由
5年間育てて気づいたことが、低木ってほとんど虫がつかない、ということです。
一部例外もありますが…
わたしが特に苦手な虫は、蝉やコガネムシ、カミキリムシなどの大型で飛ぶ系の虫。
わが家にある低木に限った話になってしまいますが、そういった大きめの虫は、ほとんど止まっているのを見たことがありません。
逆にそれらがよく止まるのが樹木。
わが家には小さい庭に10本以上樹木が植えてありますが、もし一から庭を作るとしたら、樹木は数本にして低木と草花メインの庭にすると思います笑
▼セミ恐怖症のわたしが本気でまとめたセミ対策記事はこちら。
なぜ半日陰には低木が向いているのか
低木は、多少の日照不足にも耐えられる種類が多く、一度根付けば比較的安定して育ちます。
つまり「毎年の植え替えや切り戻しが必要な花」と違って、ベースとして長く活躍してくれる存在ということ。
半日陰は、花で埋めようとすると管理が大変になりがちですよね。
日照が少なく、どうしても日向のように満開の花を咲かせるのは難しいです。
でも低木を少しでも取り入れれば、「緑で整った庭」を無理なく作ることができます。
実際、わたしも低木があることで庭のスペースを緑で埋めることができ、とても助かっています。
半日陰の庭で5年育ててよかった低木5選
ドウダンツツジ

ドウダンツツジは、わたしが一番おすすめしたい低木です。
落葉低木なので冬に葉を落としますが、全く気にならないほどお気に入り。
虫がついているのを見たことがありませんし、5年植えっぱなしで一度も剪定していません。
葉が小さいので、落葉すると掃除が大変かもしれないです。
といっても下が土なら放置していてもそこまで気にならないんじゃないかと思います。
お花もコロンとしてとても清楚でかわいいですよ。

コルジリネ・レッドスター

写真右の赤茶色の植物がコルジリネ・レッドスターです。
独特の存在感があって、庭のフォーカルポイントになってくれているかな?と個人的に思っています。
性質はとても丈夫で、虫も全くつきません。
下の方の葉から枯れていくので、数年に1回汚い葉をむしるくらいしか手入れはしてないです。
わが家には2本植わっていて、2本とも同じくらいの大きさで成長していましたが、大きくなりすぎたので片方はズバッと地際まで切ってみました。
葉っぱが1枚もなくなって、生えてくるか心配だったけど、ちゃんと生えてきてくれました。

アナベル

花が咲いている写真がなくてすみません、白花のアナベルです。
準備ができ次第差し替えます。5年以上植えてあるのに、写真を撮っていませんでした。
他のアジサイと違って、アナベルは剪定について難しく考えなくても良いところがお気に入り。
アナベルも大きくなりすぎたので、スコップでメキメキッとかなり雑に株分けをしてコンパクトにしました。
株分けした株は捨てようかとも思いましたが、もったいない精神で花壇の後方にズボッと植えておきました。
日当たりも悪いし、枯れてもいいやーくらいに思っていたのですが、ちゃっかりしっかり根付きました。強いです。


コバノズイナ

わが家は落葉低木が多く、コバノズイナも落葉低木ですが、本当に強健で手間がかからず、放ったらかしていても大きくなりすぎません。
5年経って地下茎で30cmくらい離れたところからニョキっと出てきたりしていますが、全然許容範囲です。
春には真っ白の房状の花も楽しめます。
葉の色が明るめで茎が細いため、お庭をとても涼やかに演出してくれる名脇役。
ここ2年ほど秋に何者かに葉っぱを食い散らかされていますが、日中に見ても虫の姿は確認できず。
ヨトウムシかな?と疑っています。

シルバープリペット

常緑低木。今回ご紹介した5つの中では一番剪定が必要な低木です。
といっても1年に1回で十分だと思います。
いつ切ってもどこで切っても枯れたりしない強健さが頼もしい。
わが家には3本植えてあるのですが、そのうち2本は先祖返りし始めているのに放置してしまっていて、そのうち斑を忘れてしまうかもしれません…
シルバープリペットも、目立たないけど春に花が咲きます。
時々葉っぱをアオムシに爆食いされるので、夫にわりばしで取ってもらうか、薬剤で対処します。
半日陰で育てる低木選びで失敗しないコツ
「常緑」を選ぶと庭が一年中きれい
低木を選ぶときにまず意識したいのが、「常緑の低木を選ぶこと」。
わが家の古株の低木はほとんど落葉低木なので、葉が結構落ちるし、冬は見た目が寂しくなります。
落葉低木には落葉低木の涼やかな上品さがあるのでわたしはおすすめですし大好きです。
が、庭を年中きれいに保ちたい場合は、常緑低木の方が楽だしおすすめかなと思います。
庭の広さと成長スピードを必ずチェック
見落としがちだけど、最初に考えておくべき重要な問題が、「大きさ」です。
低木といえど、種類によっては数年でかなり大きくなるものもあります。
はじめは小さい苗で、いい感じ!と思って放置していたら、いつの間にかモサモサで庭を圧迫…なんてことになったら困ってしまいますよね。(今回ご紹介するシルバープリペットはこれに当てはまるかも…)
特に日陰は成長が緩やかなので油断しがちですが、年々ちゃんと成長しています笑
①最終樹高と横幅(タグ等を確認)、②成長スピード(ゆっくりか、早いか)
この2点は植える前にチェックしておくと安心です。
おまけ|まだ小さいけど期待大な低木たち
まだ植えて1〜2年の、これからに期待なわが家の低木もご紹介します。
シモツケ・ホワイトゴールド

落葉低木。シモツケはめちゃくちゃ強い、と聞いて植えてみました。
シモツケは赤っぽいお花のゴールドフレームもよく園芸店で見かけますが、わたしは白花が好きなのでホワイトゴールドを植えています。
最初に植えた、日陰気味の場所では育ちが悪かったので、昨年もう少し明るめの場所に移植しました。
これからの成長に期待です。
ヤツデ・スパイダーウェブ

常緑低木。かなり暗めの場所に植えていますが、全然問題なさそう。
新しい葉っぱが蜘蛛の巣のような不思議な模様で、珍しくて気に入っています。
明るい葉色なのでシェードガーデンにおすすめ。
西洋イワナンテン(ルコテー)リトルフレーム

真っ赤な葉が印象的な、コンパクトな常緑低木。
暑さ、寒さに強く、病気にも強いということで植えてみました。
樹高が30〜50cm程度と低めで、小さな庭でも使いやすい低木かなと思います。
センリョウ・ダークショコラ

常緑低木。新芽の銅葉が印象的でおしゃれな雰囲気のセンリョウです。
耐寒性が-5℃〜-8℃とそこまで強くないのですが、暖地のわが家では大丈夫でした。
樹高は大体1m前後で成長もゆっくりめなので、放置しつつ見守ろうと思います。
まとめ
低木はほとんど手入れすることなく、ずっと庭にいてくれる本当に頼れる存在です。
しかも虫が付きにくいので、樹木を植えるのはちょっと怖い…という虫嫌いさんには特におすすめ。
今回ご紹介した植物以外にも、強くて魅力的な低木はたくさんあります。
ぜひ「これ!」というお気に入りを決めて、お庭に低木をお迎えしてみてください。
きっとお庭をおしゃれにワンランクアップさせてくれるはずです。
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