アジュガ6品種を本音レビュー|実際育てて見えた”増えすぎる品種”と”消える品種”

ガーデニング初心者

アジュガは「放っておいても広がる」「日陰でも育つ」ーーそんな手軽さから、グランドカバーとして人気の植物です。

わたしも園芸を始めたばかりの頃、芝生に代わるグランドカバーを探していて、『アジュガ良さそう!』といくつかの品種を植えました。

そして実際に育てて観察していると、ひとつ気づいたことがありました。

アジュガ、全部同じじゃない。

放っておくと広がりすぎて他のアジュガを駆逐するものもあれば、気づいたら斑が消えて存在まで消えかけているものも。

園芸初心者のわたしにとって、同じアジュガでも性格が違う、という面白い気づきでした。

この記事では、実際に育てている6品種をもとに、それぞれの強さや増え方、特徴を本音でレビューします。

「とにかく早く増やしたい」「見た目も重視したい」「暴れられると困る」など、目的に合わせてどの品種を選べばいいかも分かるようにまとめました。

アジュガ選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

結論|結局どれが強い?弱い?

実際に育ててみると、品種ごとの「強さ」や「増え方」にはこんな差がありました。

品種名強さ特徴
レプタンス★★★★★とにかく強い。放置でどんどん広がる
チョコレートチップ★★★★☆強くて増える、扱いやすい
ゴールドライム★★★★☆明るい葉色、程よい広がり
バーガンディグロー★★★☆☆先祖返りしがち、レプタンスに押されて消えかける
ディキシーチップ★★★☆☆こんもり成長、斑がきれい
バニラチップ★★★☆☆(暫定)植えたばかり、今後に期待

正直なところ、「アジュガならなんでもいいや」と思って選ぶと、思ったより増えないなど期待するグランドカバーの効果が得られにくいことも。

次からは、それぞれの品種について、実際に育てて感じた違いや特徴を詳しく紹介していきます。

わが家のアジュガ6品種|詳しく比較レビュー

レプタンス

ランナーで石も乗り越えて増えていきます。

アジュガを知って、良さそう!と思い初めて植えた品種です。

レプタンス=原種。とても強く、半日陰をしっかり覆ってくれました。

すぐに広めの範囲を雑草対策したい方にはかなりおすすめ。

ただし、混植には注意が必要かもしれません。

一緒にバーガンディグローを30cmほど離して植えたのですが、2年目くらいに気づきました。

「あれ?バーガンディグローどこいった?」

レプタンスの勢いが強すぎて、花壇の端っこに追いやられていました。

増えすぎたなと思ったら時々カットしたり抜いて減らしてあげると、とても頼れるグランドカバーとして活躍してくれると思います。

チョコレートチップ

買った時より、葉が丸くなっているような…?

深いシックな葉色が素敵なチョコレートチップは、レプタンスに比べて葉が細長いのが特徴です。

葉が緑がかった時の写真しかなく申し訳ないです。本来もっと黒っぽいです。

一言でいうと、強くておしゃれなバランス型。

とても強く、よく増えてくれますが、他を駆逐するほどではないかな?と思います。

ランナーをあちこちに伸ばして増えていくので、行ってほしくない場所のランナーはカットしておく、または伸びてほしい方向に誘導するとごちゃごちゃになりにくいです。

子株を切り離していろんな場所に植えています。

ゴールドライム

明るい葉色が半日陰に使いやすい。

日陰を明るくしてくれるライム色の葉がとても目を引くゴールドライム。

アジュガは紫系の花が多いので、ピンクのお花が珍しくて気に入っています。

増え方もだいたいチョコレートチップと同じくらいで、わたしは終わった花がらを摘む以外完全放置で育てています。

日当たりが悪く、暗くなりがちな場所に植えると、パッと一帯を明るくしてくれるのでとてもおすすめです。

バーガンディグロー

迫り来るレプタンスと逃げるバーガンディグロー。

斑が美しいトリカラーのアジュガ。

わたしがレプタンスの近くに植えたばっかりに駆逐されかけていますが、単品植えしてあげればしっかり育つ、とても魅力的な品種です。

成長がゆっくりなので、狭い場所のちょっとした雑草対策に活躍してくれそうです。

斑入り種のため、直射日光の当たらない明るい日陰で少し湿りがちな場所に植えてあげると元気に育つと思います。

時々先祖返りしてレプタンスのような緑葉になってしまうので、株分けして保険株を作っておくと安心かも。

園芸店でも比較的よく見かけるので、完全に消えたらまたお迎えしようと思っています。

なんとか持ちこたえているバーガンディグロー。

ディキシーチップ

葉の白からピンクのグラデーションが美しい

この品種は、アジュガらしくランナーをばんばん伸ばして子株を作って増えていくのとは違った増え方をしている気がします。

こんもり丸いかたまりが少しずつ大きくなっていくイメージ。

葉をかき分けてみるとランナーは出ているのですが、短めで、親株の周りでちまちま増えていく姿が可愛いです。

広い範囲のグランドカバーを期待してディキシーチップを植えると、思っていたのと違うと感じやすいかもしれません。

でも、新芽の真っ白な斑が本当に美しいので、ぜひ育ててみていただきたいです。

時々斑を忘れがちで先祖返りしたかと心配になることもありますが、春の新芽はしっかり白で出てきてくれています。

先祖返りしたかと思っていたら新芽が白っぽくて安心した時の写真。

バニラチップ

冬を越して、元気にランナーを伸ばし始めました。

こちらは植えたばかりでまだ小さいのでなんとも評価ができなくてすみません。

今後、他の品種と比較してどうか観察していきたいと思います。

今のところランナーをにょきにょき出して、ゴールドライムと同じような増え方をしています。

花は青寄りの紫。バニラチップの名前の通り、薄く白っぽい葉色と青紫の花の組み合わせがとてもおしゃれです。

黄色系のオーレアカラー以外に日陰を明るくしてくれる、良い選択肢になりそうな予感。

失敗しないアジュガの選び方

アジュガ選びで失敗しがちなのは、見た目だけで選んでしまうこと。

実際に育ててみると、品種ごとに「増え方」や「強さ」が違うため、目的に合った品種選びが大切です。

◼︎とにかく増やしたい、雑草対策したい人

→レプタンス、チョコレートチップ、ゴールドライムがおすすめ

広がる力が強く、放置していても比較的早く面積をカバーしてくれます。

雑草対策として優秀で、「手をかけずにスペースを埋めたい」という人には最適です。

レプタンスに関しては、他の植物を押し除ける力も強いため、混植する場合はスペースを区切るなどの対策が有効です。

◼︎広がりすぎるのは困る、狭い範囲をカバーしたい人

→ディキシーチップがおすすめ

ランナーで暴走するタイプではなく、こんもりとまとまりながら少しずつ広がるのが特徴。

「気づいたら増えすぎていた」という事態になりにくく、扱いやすい品種です。

◼︎日陰を明るくしたい人

→ゴールドライム、バニラチップがおすすめ

明るい葉色のこの2品種は、他の緑や地面と同化せず、引きで眺めた時もパッと目を引きます。

適度に広がってくれるので、使いやすいのもポイント。

◼︎斑入りを楽しみたい人

→バーガンディグロー、ディキシーチップがおすすめ

白、赤、緑のトリカラーが素敵なバーガンディグローとディキシーチップ。

単色にはない独特の存在感があり素敵ですよね。

あまりにも放置していると気がついたら先祖返りしていることがあるので注意です。

まとめ

アジュガは園芸初心者のわたしでも安心して楽しく育てられた、まさにわたしをガーデニング沼に落とした植物です。

日陰に植えられて性質も強く、どれを選んでも満足できる魅力的なグランドカバーだと思います。

今回6品種を育ててみて感じたのは、それぞれに個性と良さがあって、目的に合った品種選びができるとさらに満足度を上げられるということ。

これから植えようと思っている方は、ぜひこの記事を参考に、自分のお庭に合った品種を選んでみてください。

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