暑い夏から少しずつ秋を感じ始める季節、ふと庭を見ると荒れ放題…。
「今年も暑すぎて何もできなかった」「何から手をつけよう」と途方に暮れていませんか?
わたしは虫嫌い・ずぼら・暑さが苦手なので、もちろんわが家の庭も大荒れです。
今回は、猛暑で疲れ切った庭をリセットし、また秋のガーデニングを楽しむための手入れ・作業についてまとめました。
一緒に少しずつ整えて、秋の草花を植えられる庭まで持っていきましょう。
まずは全体を見て、特に気になる箇所を明確に
一番気になるのはどこ?|優先順位を決める

まずは庭全体を見て、一番荒れていて気になるところはどこかを把握します。
荒れている原因を探り、その作業を優先的に行うことで効率よく庭をきれいにすることができます。
わたしの場合は、「雑草や伸び放題の芝生」「葉焼けして落ちたモミジの落ち葉」「枯れて茶色くなった植物」が特に気になるので、そこから手をつけようと思います。
自分のための庭だから、自分が満足すればOK
きれいに整えられた庭は素敵で憧れますが、わたしの場合は疲れてしまったり作業に飽きてしまうことが多いです。
自宅の庭は自分のための庭。
自分が心地よい、このくらいで十分と思えるところまでできればOKです。
虫嫌いはセミの死骸に注意
わたしが一番庭で悲鳴をあげることが多いのが、庭作業中にセミの死骸に遭遇したとき。
樹木が多いので、毎年多くのセミがわが家の庭でお亡くなりに…。
虫嫌いさんは、作業するエリアに落ちていないか、棒などでチェックしてから作業すると安心です。
伸び放題の雑草を抜く
夏の間に伸び放題に伸びた雑草を大まかに抜いていきます。
セイタカアワダチソウ、ドクダミ、コニシキソウ、チドメグサ…。
あらゆる雑草が繁茂しているので、まずは目立つものから抜いていきます。
セイタカアワダチソウは根っこまでズボッと抜けるので楽しいです。
根っこまでしっかり抜けなくても、地上部だけでも取っておくと雑草の勢いが少しずつ衰えていきます。

ウッドチップでしっかりマルチングした場所は、ほとんど雑草が生えていませんでした。
(写真はもうだめだと思っていたら生きていて歓喜したオダマキ。)
マルチングが風や水やりで飛んでしまった場所は、普通に雑草が生えていたので、やっぱりマルチングは大事だなぁと実感しました。
毎日水やりできなくてもなんとか植物が耐えてくれたのも、マルチングで水の蒸発が抑えられたからではないかと思います。
マルチングに関しては、色々試して特徴やおすすめをまとめた記事を書いているのでよかったら参考にしてください。
夏枯れた植物を抜く

残念ながら猛暑で枯れてしまった植物は抜いてしまいます。
今年は白花のヒマラヤユキノシタが枯れてしまいました。
植えてから2年は経っていますがなかなか大きくならず、調子も悪そうだったので、植え場所の環境が合わなかったのかもしれません。
宿根草・多年草は地上部が散々な見た目になっても、まだ枯れていないこともあるので慎重に様子見することが多いです。
秋に全く復活の兆しがなさそうなら抜いてしまいます。
植物を抜いた場所を土壌改良
枯れた植物を抜いて空いた場所は、天地返し(掘り起こして表面の土と下層の土を入れ替えること)をし、腐葉土や堆肥などの土壌改良剤を混ぜます。
少しでも土壌改良をしておくと、秋の植え付けをスムーズに行うことができます。
今年はコガネムシの成虫を例年より多く見かけるので、一緒にダイアジノンも土に混ぜ込もうと思っています。
蒸れたり水切れして汚くなった部分を整理

枯れていない植物も、夏の高温多湿や水切れで弱ったり汚くなっている部分があると思います。
一部枯れた部分や茶色くなった下葉をカットしてきれいにしておくと病害虫予防にもなり、株の健康を保つことができます。
写真は西日がきつい花壇の「ルドベキア・アーバンサファリ」です。
昨年は2番花が寸詰まってきれいに咲かなかったのですが、今年は低い位置で昨年よりきれいに咲いてくれました。
ただ、葉っぱが日差しか虫によるダメージを受けているので、きれいな葉を残して整理しようと思います。
病害虫被害の状況をチェック|必要なら対策する
葉っぱがかじられていないか、黒いフンが落ちていないか、病気が発生していないかなどをチェックします。
被害がひどければ虫がいる部分や病気の葉をカットしたり、必要に応じて薬剤を使用します。
今年はどうやら庭の奥にあるジューンベリーに毛虫が発生している様子。
葉っぱがかなり食い散らかされているので、早めに噴霧器で薬剤を撒こうと思います。
害虫対策に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
活力液で負担をかけずに栄養補給
夏の間や、夏を乗り切って疲れ切った植物には、リキダスなどの活力液を与えるのがおすすめです。
ミネラルやアミノ酸、鉄分などが、弱った植物の回復や根の成長を助けてくれます。
普段は液体タイプのリキダスを使っていますが、ジョウロに水を溜めてリキダスを希釈して庭までジョウロを運んで…と往復が結構大変。
撒くだけでOKの顆粒タイプが発売されたので、庭用に使ってみたいと思っています。
涼しくなったら少しずつ肥料を再開

9月に入って涼しくなってきたら、休眠していた植物も規定量よりも薄めの肥料から再開します。
今年はどの植物にも夏の間全く肥料を与えなかったので、これから少しずつ再開しようと思います。
わたしは日照不足や植物の夏越しのため、「梅雨前」と「夏越し後」に『微粉ハイポネックス』を使うようにしています。
根の成長を促すカリウムが多く含まれていて、弱った植物の回復を助けたり、がっしりした株に育てるほか、梅雨の日照不足にも備えることができます。
わが家は半日陰で日照不足になることが多いため、普段は液体肥料を、日照不足や植物が弱りそうな時期の前後に微粉ハイポネックスを使っています。
庭木剪定は適期ではないので透かし剪定に留める

常緑樹も落葉樹も、秋は太い枝を切る強剪定のタイミングではありません。
風通しが悪そうだったり、枯れてしまった部分を切る「透かし剪定」に留めておきます。
わたしは夏の間セミがとまって欲しくないので、風通しよりもセミがとまらないことを優先して、あえて樹木の幹を葉で隠すようにしています。(結構効果があると思っています)
セミの季節が終わったら、イラガなどの毛虫対策のために透かし剪定をすることが多いです。
毛虫は刺されると強い痛みを伴うものもあるため、剪定作業は必ず手袋をして行うことをおすすめします。
汚れた植木鉢を洗う

わたしだけかもしれませんが、枯れた植物を処分した後の植木鉢が溜まりがちです。
夏の間は暑くてとても外で作業する気になりませんが、涼しくなった今がチャンス。
次に植える植物たちのために、プラ鉢や陶器鉢を水洗いしておきます。
天気のいい日に洗って乾かしておけば、気持ちよく新しい苗を植えることができますよ。
まとめ|少しずつ手入れして自分が満足できる庭に
今回は、夏に放置してしまった庭をリセットするために、わたしが行なっている作業について紹介しました。
面倒くさがりのわたしは全部完璧にできることはほぼありませんが、やっぱり庭がきれいに整っていると気持ちいいものです。
気になるなと思う場所から少しずつ作業してみてくださいね。
自分が心地よいと思える庭に整えられたら、次は来春の庭に想いを馳せながら、秋のガーデニングを楽しみましょう。











