7月は梅雨明けと猛暑が重なり、庭の環境が大きく変わる時期です。
「毎日水やりだけで精一杯」
「何を優先すればいいかわからない」
という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、7月にやっておきたい庭仕事を初心者向けにわかりやすくまとめました。
とにかく暑い夏、これだけはというチェックリストとして役立てていただけたら嬉しいです。
【まず確認】7月の庭仕事チェックリスト
7月の庭仕事は、植物を育てるというより「適切な水やり」、「夏越し対策」、「枯らさない管理」が中心になります。
□ 朝のうちに水やりをする
□ 鉢植えを半日陰へ移動する
□ 遮光ネットをかける
□ 必要な植物には肥料を与える
□ 病害虫をチェックする
□ アジサイの剪定を終わらせる
□ 花がら摘み・切り戻しをする
□ 雑草を抜く
□ マルチングをする
□ 台風対策として支柱や誘引を確認する
虫と夏が苦手なkiko流|7月最優先タスク
- 朝の水やり(忘れたら夕方)
- ときどき害虫チェック→いたらスプレーで対処
- 鉢を半日陰に移動
- セミよけスプレーを幹に撒く
- 花がら摘み(できたら)
▼セミよけスプレーのレシピはこちら。
水やりと暑さ対策が最優先
朝のうちに水やりをする
7月の水やりは、早朝に行うのが基本です。
9時を超えてしまうとそこからどんどん気温が上昇し、高温多湿で根を痛めるリスクが高まります。
もし朝水やりができなければ、夕方気温が落ち着いてからあげてくださいね。
わたしもよく朝できなくて夕方に慌てて水やりすることがあります。
鉢植えは半日陰へ移動する
鉢植えはできれば半日陰に移動させておくと安心です。
特に夏が苦手なクリスマスローズや常緑系のクレマチスなどは日中強い光が当たらない場所に避難させてあげましょう。
移動が難しい場合は、遮光率50%程度の園芸用の遮光ネットを使うと簡単に日陰を作ることができます。
わたしはスリット鉢をブラックで統一しているので、夏は黒が光を吸収してすごく鉢が暑くなってしまうため、ほとんどの鉢植えを半日陰に移動させます。
鉢の直置きをやめて根を守る
鉢を直置きするとどうしても熱がこもったり、排水が悪くなったり、不快害虫のすみかになりやすいです。
そのため、鉢スタンドを使って鉢底を浮かせ、風通しを確保するのがおすすめです。
夏だけではなく年中おすすめの方法で、わたしはほぼ全ての鉢をスタンドにのせて浮かせるようにしています。
剪定・切り戻しで夏越ししやすくする
アジサイは7月中に剪定する

一般的な旧枝咲きのアジサイは、7月までに剪定しておく必要があります。
それ以降になってしまうと、花芽を切り落としてしまい、来年花が咲かないリスクがあります。
花がら摘みで次の花を咲かせる
こまめに「花がら摘み」を行うと、種を作るためのエネルギーを次の花に回せるため、結果花を長く楽しむことができます。
暑くて毎日やるのは大変ですが、気づいた時に摘んでおくと傷んだ花株をきれいに保つこともできますよ。
ペチュニアやハーブは切り戻しがおすすめ

春から咲いているペチュニアなどの草花やハーブは、半分程度の高さで切り戻すことで秋に再びきれいに咲かせることができます。
台風前に支柱や誘引を見直す
7月はだんだん台風シーズンに入っていきます。
倒れやすい背の高い植物や誘引してあるクレマチスなどの支柱がしっかり固定されているか、早めに確認しておくと安心です。
また、台風が来る前に植木鉢をどこに避難するかや、固定方法も確認しておくのがおすすめです。
▼「植木鉢を家に取り込まなくてもできる台風対策」についてはこちらの記事で紹介しています。
雑草対策と土の管理
雑草取りは無理のない範囲で
真夏は園芸はお休みすると決めているわたしは、7月に雑草取りはしません。
暑すぎるし、シンプルにセミや虫が怖すぎるからです。
多少雑草が生えて汚くなっても、また秋にきれいにすれば大丈夫。
もし気になる場合は、熱中症に注意して無理のない範囲で作業してくださいね。
マルチングで乾燥と泥はねを防ぐ

もしマルチングをしていなければ、水切れや泥はねが気になる場所だけでもマルチングをしておくのがおすすめです。
夏はただでさえ水切れしやすいです。
マルチングをしておくことで、土の乾燥を防いで植物を水切れしにくくすることができます。
近年多発しているゲリラ豪雨や台風の土砂降りで、株元が泥だらけなんてこともよくありますよね。
そこから病気が発生して株を傷めるのを防ぐのにもマルチングは役立ちます。
古土を再生したいなら日光消毒のチャンス
鉢植えをしているとどうしても出てしまうのが古い土。
再生材を使う前に消毒したほうが良さそうだけど、どうやってやろう、めんどくさい…と思いますよね。
実は猛烈に暑い7月は、土の消毒に絶好のチャンス。
黒いビニール袋に湿らせた古土を入れ密封し、直射日光に3日間当てれば殺菌・消毒することができます。
駐車場など一日中日が当たるコンクリートの上だとなお良いです。
肥料は植物によって使い分ける
夏に咲く花には液肥で追肥する
ニチニチソウ、ペンタス、トレニアなど、夏の間も咲き続ける植物には、薄めた液体肥料を与えます。
わたしは夏の暑い時期は気づいた時にあげる程度で、忘れてしまってもOKということにしています。
虫が多い季節なので、虫嫌いは無理せず耐える時期だと割り切っています。
夏に休眠する植物には肥料を与えない

クリスマスローズやシクラメン、常緑クレマチスなど、暑さに弱い植物、夏に休眠する植物には肥料は与えません。
休眠して暑さに耐えている植物に肥料を与えると根を痛める原因になります。
また、休眠中の植物は雨の当たらない場所で、水を切らし気味にして管理します。
病害虫を早めにチェックする
ハダニ・アブラムシに注意
ハダニやアブラムシは小さいため、気づいたらかなり増えてしまっていた、ということになりがちです。
わが家はオルトランDXを時々撒いているのでアブラムシはあまり発生しないのですが、ハダニには毎夏困らされています。
わが家の場合ですが、特にモナルダやクリスマスローズ、ヒメウツギがハダニの被害に合いやすいです。
ハダニ特有の「葉の色が薄くなる」症状に気づいたら、早めに葉の裏に水をかけてハダニを流し、対処します。
コガネムシ・カミキリムシの成虫は見つけたら駆除
昨年の夏にイロハモミジにゴマダラカミキリが数匹出て、枝をガリガリに食べられて細枝を何本も枯らされてしまいました。
カミキリムシは樹木の下の方から穴をあけて産卵し、幼虫が中から木を枯らしてしまいます。
一応薬剤はスプレーして、株もとを削られていないかチェックはしました。
でもまた今年も出るような気がして今から憂鬱です。
コガネムシも同様に、産卵されると幼虫が植物の根っこを食べて枯らしてしまうので、見つけたら即退治します。
うどんこ病や黒星病など、病気も早期発見が重要
7月は梅雨の湿気や高温多湿で病気が発生しやすい時期です。
うどんこ病、べと病、黒星病など、広がらないように見つけたら早めに対処します。
マルチングをして泥はねから病気が入るのを防いだり、あらかじめ混み合った葉や枯れた下葉を取り除いておくなど予防も肝心です。
まとめ|7月は「水やり」と「暑さ対策」が最重要
7月の庭仕事で特に優先したいのは、水やり・暑さ対策です。
暑さで植物が弱りやすい時期だからこそ、無理に作業を増やすよりも「枯らさないための管理」を優先しましょう。
まずは記事冒頭のチェックリストを見ながら、無理せずできそうなことだけ取り組んでみてくださいね。
▼楽天ROOMにおすすめの植物やガーデニング用品をまとめています。
▼わが家の西日花壇で夏も元気な宿根草をまとめました。
▼「植木鉢を家に取り込まなくてもできる台風対策」についてはこちらの記事で紹介しています。
▼虫嫌いkikoがセミが出る夏をどう乗り切るのかをまとめたセミ対策記事はこちら。







