庭木の剪定って、思っている以上に体力を使いませんか?
「庭はきれいにしたいけれど、剪定作業がだんだん負担になってきた」
「太い枝を自分で切りたいけれど、女性の力では大変そう」
そんな悩みを感じる人に選ばれているのが、電動ノコギリのひとつである『レシプロソー』です。
私は、庭木の剪定は手ノコでなんとかできると思っていました。
でも、枝が太くなるほど切る時間も疲れも増えて、「もっと楽に剪定できるといいなぁ」と感じるようになりました。
そこで使ってみたのが、『マキタのレシプロソー』です。
この記事では、庭木剪定にレシプロソーは本当に使えるのか、太い枝は切れるのか、女性でも扱いやすいのかなど、実際に使ったメリット・デメリットを写真付きで紹介します。
「剪定を楽にしたいけれど、どんな電動工具を選べばいいか分からない」という方の参考になれば嬉しいです。
庭木の剪定が疲れる人へ|レシプロソーなら太い枝切りがラクになる
手ノコでの庭木剪定が大変になった私が電動ノコギリを選んだ理由
わが家の庭には、樹木が十数本植えてあります。
成長が遅くほとんど剪定の手間がない木もありますが、放っておくとどんどん太く大きくなってしまう木もあります。
特に剪定が大変だったのが「オリーブ」です。
放置して5mほどに大きくなったオリーブを、とりあえず1.5mほどに手動で強剪定したのですが、その後に待っていたのが2〜3mの太い枝を捨てられるサイズまで刻む作業。
樹木の剪定はいつも夫と二人でやっているのですが、さすがに「電動ノコギリを買わないとしんどくない?」となり、レシプロソーを買うことになりました。
レシプロソーは女性でも庭木剪定に使える道具なのか
結論から言うと、レシプロソーを使って、わたし一人で太いオリーブの木を何本も剪定することができました。
後述しますが、結構振動はあるので始めはコツが掴めず時間がかかりましたが、コツを掴んだら手で切るよりもかなり早く、楽に切ることができるようになりました。
片手でサクサク切れるほど軽くはありませんが、女性の方でも十分庭木剪定に使えると思います。
レシプロソーとは?庭木剪定に使える電動ノコギリ
レシプロソーは、細長い刃を前後に動かして木や金属、プラスチックなどを切る電動ノコギリです。
建築現場やDIYで使われる工具というイメージがありますが、木工用の刃を取り付ければ庭木の剪定にも使えます。
家庭の庭木剪定ならレシプロソーが向いている理由
レシプロソーが庭木剪定に向いている理由は、家庭の庭木で扱いやすい性能と安全性のバランスが取れているからです。
もちろん電動工具なので安全対策は必要ですが、庭木の剪定用途であれば、初心者でも導入しやすい工具です。
わたしははじめ、「木を切る」というとチェーンソーを思い浮かべました。
調べてみると、マキタには『ハンディソー』という小型のチェーンソーもあるのですが、こちらは小型といってもチェーンソーなので扱えるか心配だったのと、木材以外の粗大ごみは切れないためわたしはレシプロソーに決めました。
しっかりスピーディーに太い枝を切りたい方、大きめの樹木をたくさん剪定する必要のある方は『ハンディソー』の方が快適に切れると思います。
レシプロソーで切れる枝・向いていない作業

レシプロソーは、一般的な庭木の剪定でよくある太さの枝なら十分対応できます。
一般家庭では直径5〜10cm程度の枝を切る場面が多く、木工用ブレードを使えば切断することが可能です。
※切れる太さは機種やブレードの種類、木の硬さによって異なります。
一方で、レシプロソーにも向いていない作業があります。
- 高い場所の枝を切る作業
- 太い幹を何本も伐採する作業
- 精密できれいな切り口が求められる剪定
また、細い枝をたくさん剪定するだけなら、剪定ばさみや剪定ノコギリの方が効率的な場合もあります。
「太くなった枝を楽に切りたい」「毎年の剪定の負担を減らしたい」という方には、レシプロソーは非常に使いやすい電動工具です。
マキタJR184Dを庭木剪定に選んだ理由

マキタ製品はバッテリーを使いまわせる
マキタ製品にすれば、同じ18Vバッテリーなら他のマキタ製品と共用することができます。
今後ほかの園芸工具を買い足しても、バッテリーや充電器を新たに購入する必要がないので、長い目で見てコストを抑えられるのが大きなメリットです。
女性でも扱いやすいサイズ感と重さ
レシプロソーは重いイメージがありますが、このモデル(JR184D)はバッテリーも含めて重量1.7kgと比較的軽量です。
長時間使うと腕は疲れますが、庭木の剪定なら数秒〜数十秒ずつ切る作業の繰り返しなので、「重すぎて使いにくい」と感じることはありません。
替え刃交換で木材以外にも使える
わたしがレシプロソーいいかも!と思ったポイントとして、専用の替え刃を購入すれば「粗大ゴミの解体にも使える」という点です。
わたしの住む自治体では、30cm角を超えるゴミは粗大ゴミとしてそれぞれに手数料を納付し、事前予約する決まりです。
微妙に大きくて粗大ゴミになってしまうものを解体できるのはわたしにとってメリットでした。
JR189DRGXとの違い|どちらにするかかなり悩んだ
マキタのレシプロソーを検討中にわたしが比較したのが、購入した『JR184D』と上位機種の『JR189D』です。
年に1〜2回程度、半日で終わる作業ならば『JR184D』で十分だろうと判断し、最終的に『JR184D』を購入しました。
以下に、『JR184D』と『JR189D』の違いについてまとめたので参考にして頂けたらと思います。
| 項目 | JR184D | JR189D |
| おすすめ用途 | 庭木の剪定・粗大ごみの解体 | 庭木の剪定・DIY・ハードな切断まで |
| パワー | 日常の剪定には十分 | 太枝も切りやすい高出力 |
| 切断スピード | 普通 | 速い |
| 重さ(バッテリー含む) | 1.7kg | 2.5kg |
| 振動 | やや大きめ | 軽減されている |
| 片手での扱いやすさ | ◎ | ◯ |
| 価格(マキタ公式HPより) | 本体のみ¥20,500(税別) | 本体のみ¥28,100(税別) |
| kikoのひとこと | 年数回の作業なら十分。 片手でも扱いやすい。 | 長く、頻繁に使うなら振動が少なくハイパワーなこちらもおすすめ。 |
※価格は本体のみの価格で、使用するにはバッテリー、充電器、ブレードが必要です。わたしは分かりやすいセット商品(JR184DRG)を購入しました。
▼わたしが使っている『JR184DRG レシプロソー フルセット』はこちらです。
レシプロソーブレード(BIM41/木材、プラスチック)も付属していて、今のところこの刃で問題なく作業できています。
▼上位機種の『JR189DRGX(セット商品)』のリンクも載せておきます。
JR189Dはバッテリー2個のセット(約6万円)が基本ですが、楽天市場でバッテリー1個のセット商品を見つけたのでJR184Dとの比較に使ってください。レシプロ刃は別売りです。
実際にレシプロソーで庭木を剪定して分かったこと
太い枝切りは手ノコより圧倒的に楽だった

直径5cmを超えてくると、手で切るのが辛くなってきます。
特に、繰り返し太い枝を刻んでいく作業は冬でも汗をかくほど。
まだ使い方が下手で振動で手が痺れることはありますが、ひたすら手で切るより圧倒的に早く楽に切れます。
剪定作業の時間と疲れ方はどう変わった?
手で太い枝を何本も切るのは、正直疲れてしまって1日では終わりません。
何度も時間を作って作業する必要があります。
レシプロソーを使ったら、そんな作業があっという間に終わりました。
疲れ方も、腕全体を使って筋肉痛になる手ノコより、レシプロソーの方が格段に楽です。
切り口や仕上がりはどうだった?

わたしが手で切るよりも、切り口がきれいに切れました。
手で切っていると疲れて最後はバキッとねじ切ってしまうことも多くあり。(よくないですね)
レシプロソーなら一気に切断できるので、仕上がりもきれいです。
ただ、DIYで板状の木をまっすぐきれいにカットするのは難しそうです。
レシプロソーを使って感じたデメリット・注意点
細かい剪定には向いていない
機械なのでノコギリよりはどうしても重いです。
片手で扱うこともできますが、細かい枝を切るのは手で切ったほうが安全ですし、速いです。
振動や音はあるので注意が必要
使ってみて一番気になったのは「振動」です。
電動なのである程度は振動があるだろうと思っていましたが、慣れないうちはうまく刃が当てられず、結構振動します。
コツを掴むとマシになりますが、長時間使うのは手がしびれてくると思います。
音に関しても大きめの音がするので、手で切る場合も同様ですが、早朝に作業しないなどご近所への配慮が必要です。
太すぎる庭木の伐採には向かない

レシプロソーは比較的軽くて使いやすい反面、直径15cmなどのあまりにも太い幹を切ることには向いていません。
太い幹を何本も切る必要がある場合は、ハンディソーが向いているのかなと思います。
切った時に太さを測らなかったのですが、今家に残っているカットした木材で一番太いのは直径約6cmのものです。
直径6cmであれば、女性のわたしでも問題なく切ることができました。
使う上でわたしがつまづいたポイント
刃をつけるための六角レンチの収納場所

『JR184D』本体に刃を取り付けるのに、六角レンチ(付属品)が必要です。
付属品なので本体にはめ込んであったのですが、目立たないところについていたので見つけることができず、六角レンチを新しく購入してしまいました。

六角レンチは写真の位置にはめ込んであるので、わたしのようにホームセンターに買いに走る人(少ないと思いますが)が少しでも減ることを祈って記載しておきます。
少し値段が上がりますが、『JR184DT』の方であれば工具なしでブレードを付け替えできるようです。
バッテリーは2個必要?

どのくらい疲れにくく、連続で作業できるか分からなかったので、バッテリーを2個用意すべきか迷いました。
せっかく準備して作業するなら1日で終わらせたかったからです。
しかしわが家の作業では結論、1個で十分でした。
バッテリーフル充電1個で、2〜3mのオリーブの幹を3本くらいは、長さ30cm程度に解体することができました。
刃の当て方と安全な切り方
レシプロソーは、チェーンソーなどの刃が回転するものよりは安全性が高いと言われていますが、しっかりと使い方や注意点を把握した上で使わないと大きな怪我につながる危険があります。
取扱説明書を必ず読み、正しく使用してください。
必ず安全な服装で行う
作業をする時は、手袋・長袖を着用し、サンダルでの作業は避けるなど安全な服装で行ってください。
目を保護するメガネなども装着することをおすすめします。
切る対象をしっかり固定する
切る枝が動くと、刃が暴れやすく危険です。
できるだけ切る対象を固定してから切り始めます。
本体のシューを木にしっかり押し付ける
本体の黒い金属プレート(シュー)に切る枝をしっかり押し付けて密着させると、振動が少なく安定して切ることができます。
シューを離した状態で刃だけで切ると、振動が大きく手が疲れますし、うまく切ることができません。
庭木剪定用にレシプロソーがおすすめな人・おすすめしない人
レシプロソーはとても便利な道具ですが、すべての人に必要というわけではありません。
実際に使ってみて感じた、「レシプロソーがおすすめな人」「手ノコや剪定ばさみで十分な人」「業者に頼んだ方がいい場合」をまとめました。
レシプロソーがおすすめな人
レシプロソーは、こんな人におすすめです。
- 庭木が大きくなり、毎年の剪定が大変になってきた
- 太い枝を切るたびに腕や肩が疲れる
- オリーブやシマトネリコなど、成長の早い木を育てている
- 粗大ごみの解体にも使ってみたい
わたし自身、「太い枝を数本切るだけで汗だく」という状態でした。
でもレシプロソーを使うようになってからは、短時間で作業が終わるようになりました。
特に、剪定作業が億劫になって庭木を放置しがちな人ほど、「もっと早く買えばよかった」と感じる道具だと思います。
手ノコや剪定ばさみで十分な人
一方で、次のような人は無理にレシプロソーを買う必要はありません。
- 年に数本しか枝を切らない
- 切る枝は細く、剪定ばさみで十分切れる
- 庭木がまだ小さい
- あまり大きな音を出したくない
レシプロソーは便利ですが、モーター音や振動がありますし、本体価格も決して安くありません。
「たまに細い枝を切るだけ」という場合は、手ノコや剪定ばさみのほうが手軽で作業のハードルも低いです。
逆に、「毎回の剪定がしんどい」「太い枝を切るたびに憂うつになる」という人なら、レシプロソーは作業時間も体への負担も大きく減らしてくれるので、購入する価値は十分あると感じました。
業者に頼んだ方がいい場合
次のような場合は、無理に自分で作業するより、剪定業者に依頼した方が安全です。
- 高い場所の枝を切る必要がある
- 幹が太く、自分では切れそうにない
- 根っこまで抜いてもらいたい
- 草刈りなどほかにも頼みたい作業がある
私は今のところ自分で剪定していますが、5mのオリーブを切った時は重い幹が倒れてきて大変危険でしたし、モミジの枝も一部折れてしまいました。木製フェンスも傷つきました。
高所作業や大きな木は無理をしない方がいいと痛感した経験でした。
「自分でできるところは自分で、難しいところだけ業者に頼む」という使い分けが、費用も抑えやすくおすすめです。
庭木1本だけでも相談できるので、「自分で切れるか心配」「ついでにほかの作業も頼みたい」という場合は、一度無料見積もりをしてもらって料金を把握できると検討しやすいと思います。
業界最安値に挑戦〔伐採/剪定/除草〕きしかん園芸庭木剪定をラクにしたいなら道具を変えるのも選択肢
年齢を重ねても庭を楽しむために必要な道具選び
庭づくりは、何年、何十年と続いていく趣味です。
だからこそ、「頑張ればできる」ではなく、「楽に続けられる」ことも大切だと感じています。
無理をして腰や腕を痛めてしまったり、「剪定が面倒」と庭木を放置してしまったりすると、せっかくの庭も楽しめなくなっていきます。
年齢を重ねても、自分のペースで庭仕事を続けるために、体への負担を減らしながら好きな庭を維持していくための投資だと思っています。
私なら庭木剪定用にレシプロソーを選びます
もし今、「太い枝を切るのがつらい」「毎年の剪定が憂うつ」と感じているなら、私なら庭木剪定用にレシプロソーを選びます。
バッテリーを付けて、ブレードを取り付けて……と準備が必要なので、「ちょっと1本だけ切ろう」という場面では手ノコのほうが気軽です。
でも、いざ作業を始めると、太い枝を切る速さや体への負担の少なさは手ノコとは比べものになりません。
特に、庭木が成長して毎年太い枝を切るようになってきた人なら、その違いはきっと実感できると思います。
まとめ|レシプロソーで庭木剪定の負担を減らそう
庭木の剪定は、木が成長するほど体への負担も大きくなります。
私も長い間手ノコで頑張ってきましたが、レシプロソーを使うようになってからは、太い枝を切る大変さがかなり減りました。
もちろん、準備の手軽さでは手ノコに軍配が上がります。
それでも、一度作業を始めれば、切るスピードや体への負担の少なさはレシプロソーならではの大きなメリットです。
「剪定がしんどい」「太い枝を切るたびに疲れる」「庭木を放置しがちになっている」
そんな悩みがあるなら、道具を変えるだけで庭仕事がずっと楽になるかもしれません。
私自身、もっと早く使ってもよかったと思える道具のひとつです。
これからも無理なく庭を楽しむための相棒として、レシプロソーをうまく使っていきたいと思います。
▼わたしはこちらのレシプロソーのフルセット(本体、バッテリー、充電器、プラケース、ブレード付き)を使っています。
特に成長が早く枝が太くなる木を育てている方には、本当に作業が楽になるのでおすすめです。
▼わが家の『常緑樹』の剪定頻度や虫のつきやすさ、手入れなどについてまとめた記事はこちら。
▼わが家の『落葉樹』の剪定頻度や虫のつきやすさ、手入れなどについてまとめた記事はこちら。
▼虫が少ない庭を作るためにわたしが行っている年間ルーティンはこちら。樹木の薬剤散布にも触れています。







