北向き玄関をおしゃれにする方法|日陰でも育つ植物と鉢植えの飾り方

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ガーデニングのお悩み

「自宅が北向き玄関で日当たりが悪く、どんな植物を置けばいいか分からない。」

玄関まわりをおしゃれにしたいけど、なんだか上手くいかない。」

とお悩みではないですか?

実は、同じように悩んでいる方はたくさんいるんです。

わが家も北向き玄関で日当たりが悪く、なんとなく寂しい印象になってしまい悩んでいました。

おしゃれな寄せ植えに憧れて作ってみたりもしたけど、ずぼらすぎて綺麗に保てなかったり、片付けが面倒だったり。

手間をかけなくてもスッキリおしゃれで、明るい雰囲気にする方法はないかなといろいろ試行錯誤してきました。

この記事では、北向き玄関を手間なくおしゃれに、綺麗に保つコツや、建物の北側でも楽しめるおすすめの植物をご紹介します。

毎日出かける時、家に帰った時、パッと嬉しい気持ちになれるような玄関アプローチづくりのご参考にしていただければ幸いです。

北向き玄関は植物が育たない?まず知っておきたい特徴

北向きの玄関は日当たりが悪いというネガティブな印象を持たれがちですが、実はそんなに悪いことばかりではありません。

まず初めに、北向き玄関ではどんなメリット・デメリットがあるのかをまとめました。

北向き玄関のメリット

夏に葉焼けしにくい

北向き玄関では強い直射日光が当たらないので、植物の葉焼けが起こりにくいです。

わが家は南側も半日陰の庭で、日照時間はそこまで長くないのですが、それでも夏は葉焼けしてしまう植物が続出します。

水切れしにくい

葉焼けと同様に、強い日差しを避けられるため少し水やりを忘れても致命的にならないことも北向き玄関のいいところです。

近年の猛暑により、日中日が当たりすぎる場所の鉢植えは水切れしやすく葉焼けもするため、わたしは夏の間あえて植物を北玄関側に避難させています。

落ち着いたシェードガーデンとしての魅力

日陰ならではの、しっとり落ち着いた雰囲気を演出することができます。

日向の花壇で元気に咲く花もとても素敵ですが、日陰の庭ならではの植物で作るシェードガーデンも同じくらい素敵です。

光が少ないからこそ、斑入りの植物やカラーリーフを組み合わせることで大人っぽくおしゃれな空間を楽しむことができます。

特定の植物には好条件になる

強い日差しを嫌い、柔らかい光を好む植物にとっては北側の環境は育ちやすい場所となります。

いわゆるシェードガーデン向きの植物に切り替えてみると、ぐっと管理が楽になると思います。

北向き玄関のデメリット

北玄関でパンジーをたくさん咲かせるのは難しかったです。

花付きはどうしても悪くなる

本来日当たりを好む植物を北側玄関で咲かせるのにはどうしても限界があります。

わたしは満開はそもそも期待しておらず、日なたで育てた場合の半分くらい咲いてくれたら嬉しいな、くらいの期待値で植えています。

徒長しやすい

徒長とは、日当たりが足りない場合に植物の茎が日光を求めて細長く伸び、間延びしてしまうこと。

茎が細いため倒れやすかったり、病害虫や環境の変化に弱い株になってしまうことがあります。

徒長も、日当たりが悪い北側玄関では起こりやすい悩みと言えます。

蒸れやすく根腐れのリスクがある

水切れしにくくずぼらさんに優しい反面、水をあげすぎるとなかなか乾かず根腐れのリスクもあります。

鉢の土の乾き具合をしっかり確認してから水やりをするようにしています。

特にビオラなど少し乾かし気味がいい植物と、ホスタなど過乾燥を苦手とする植物を同じペースで水やりすると、乾燥気味を好む方が根腐れしてしまう可能性があります。

冬は寒さの影響を受けやすい

北向き玄関は日当たりが少ないため、冬は気温が上がりにくく、冷たい北風の影響も受けやすい場所です。

そのため、寒さに弱い植物は傷んだり、生育が悪くなったりすることがあります。

北向き玄関の植物を選ぶときは、耐陰性だけでなく耐寒性もチェックしておくと、冬でもきれいな状態を保ちやすくなります。

湿気による病害虫やカビ・苔の発生

日当たりが少ないとどうしても土が乾きにくく、湿気がこもりやすいです。

風通しが悪いと、カビや苔が発生したり、植物が病気にかかりやすくなったりすることもあります。

ただし、鉢同士の間隔を適切に空けて配置し、水やりをしすぎないようにすれば過度に心配する必要はありません。

実際にわが家の北側では、鉢植えに病気が発生したことは今のところないですし、土表面が苔だらけということも特に起こっていません。

ずぼらでも北向き玄関をおしゃれにするコツ

鉢の色や素材を統一する

鉢の色や素材を統一することは、簡単におしゃれになるおすすめの方法です。

素敵な鉢がたくさん売られているので目移りしてしまいますが、鉢がおしゃれ!という理由だけで購入すると並べたときになんだかチグハグな印象になりがちです。

わたしが考えるに、植栽や玄関の色味が

◼︎ブルーベースの庭→グレー系、ブラック系、モカ系

◼︎イエローベースの庭→オレンジ系、ベージュ系、モカ系

で鉢の色を固定すると、統一感が出ておしゃれ見えするのでは、と思っています。

わたしの庭はシルバーリーフや青みのある葉、白花、紫花を好んで植えているので、「ブルーベース」寄り。

そこで、プラのスリット鉢はブラックに統一し、グレーのモスポット、モカ色のテラコッタ鉢を使うことが多いです。

モカ系のテラコッタ鉢はなかなか店頭では出会えませんが、青み系のしっとりとしたお庭にも黄味系の華やかなお庭にも合う万能選手でとても重宝します。

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大・中・小の3鉢を三角形に配置する

鉢植えを飾るときは、同じ大きさの鉢を並べるよりも「大・中・小」の3つのサイズを組み合わせるのがおすすめです。

サイズの異なる鉢を三角形になるように配置すると視線が自然に流れ、バランスの良いおしゃれな印象になります。

植物の種類が少なくても立体感が生まれるため、ずぼらさんでも簡単に見栄えのする玄関を作れます。

まずはお気に入りの鉢を3つ選ぶところから始めてみてください。

明るい葉色や斑入り植物を取り入れる

日当たりが悪いとどうしても暗い印象になりがちな北向き玄関。

そこに明るいオーレアリーフや白っぽい斑が入った植物をプラスすると、一気に印象が明るくなります。

すべて明るい色の葉や斑入り植物で揃えるとチカチカしてそれぞれの良さが引き立ちません。

間に普通の緑葉や銅葉、ブラック系のリーフなど、葉色の違う植物を合わせるとぐっとおしゃれに、華やかになりますよ。

寄せ植えを頑張りすぎない

寄せ植えはさまざまな植物を組み合わせてオリジナルのブーケを作るような楽しさがありますよね。

わたしも冬の間は玄関や門柱まわりが寂しくなるので寄せ植えを作ることがあります。

ビオラやハボタンは冬の間中きれいな姿を保ってくれるのでとてもありがたいです。

ただ、春になって暖かくなってくるとハボタンは伸び上がってくるしシロタエギクはどんどん大きくなり、寄せ植えのフォルムが崩れてくるので仕立て直したり片付ける手間がでてきます。

その作業がずぼらで後回し癖のあるわたしととにかく相性が良くなくて。

単品植えをメインにするのがわたしには合っていると気づいたので、これからは寄せ植えは頑張りすぎず1〜2鉢で楽しもうと思っています。

葉の形に変化をつける

植物を選ぶときは、葉の色だけでなく形にも変化をつけると、ぐっとおしゃれな印象になります。

たとえば、丸みのあるヒューケラと細長いヤブラン、垂れ下がるアイビーを組み合わせると、単調にならず自然な立体感が生まれます。

花が少ない北向き玄関でも、葉の形を意識すると表情豊かな空間になるのでおすすめです。

高さに変化をつける

すべて平置きにするのではなく、高さに変化をつけるのもおすすめです。

わが家の玄関まわりは狭いのでなかなか高さのある植物や大きな鉢は置けないのですが、いつもの鉢植えを少し背の高めの鉢スタンドにのせるだけでも立体感を出すことができます。

大きめの鉢に樹木や低木類を植えて、まわりに小さめの鉢を並べるのもすごく素敵ですよね。

夜の雰囲気も楽しむ

最近いいなと思っているのが、ソーラーライトです。

アプローチの植木鉢がある場所にライトを置いておいたら、暗くなってから帰宅した時も子供が鉢があることがわかってより安全ですよね。

太陽光で発電するので全くの日陰では使えないのが難点ですが、シンプルで良さそうなライトを見つけたので試してみたいなと思っています。

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北向き玄関におすすめの植物10選

わたしが実際に育てて、北向き玄関でもいける、と感じた植物を10種類ご紹介します。

今回は鉢植えで単品植えでも映えるものを中心にまとめています。

ビオラ

ビオラ・ヌーヴェルヴァーグ・ラピスラズリ。

北側で徒長しつつも意外と綺麗に咲いてくれた一年草のビオラ

日向のように満開!とはいきませんが、咲いてくれる花が少ない北側で長く咲いてくれるありがたい存在です。

ビオラと似ていて花が大きいフリル咲きのパンジーも育ててみましたが、時々日向に移動しないとポツポツとしか咲いてくれませんでした。

北向き玄関にはビオラがおすすめです。

最近は本当に胸をぎゅっと掴まれるほど美しい品種が多いので、ぜひ気に入った品種をお迎えして楽しんでみてください。

ウィンティー(サクラソウ)

ウィンティー・ライムグリーン。

ウィンティーはプリムラを品種改良した、寒さに強い一年草(本来は多年草)です。

ウィンティーも半日陰でもしっかり成長して花を咲かせてくれました。

はじめは南側の半日陰で育てていたのですが、これは北側でもいけそう!と思い日陰に移動。

しかし自分がずぼらで忘れっぽいことを失念しており、目の届かないところに置いてしまった結果水切れでしなしなになって枯れてしまいました…

すごく好みなうすいグリーンの花色だったので、また必ずチャレンジしたいと思います。

ペチュニア

春から秋にかけて次々と花を咲かせてくれる一年草(本来は多年草)、ペチュニア

わが家の北側には昼前後に日が当たり、西日も少し当たるアプローチがあり、そこでペチュニアを育てました。

品種はスーパーチュニアビスタのシルバーベリーです。

日向のようにはいきませんが、思ったより咲いてくれて北側でもいけるんだなと分かってよかったです。

コリウス

この写真の倍くらい大きくなります。左奥がペチュニア・ビスタ・シルバーベリー。

コリウス(本来は多年草)は春〜秋に鮮やかなリーフが楽しめる一年草です。

ペチュニアと並べて北側アプローチで育てました。

時々切り戻すとしっかり分枝して大きくなってくれました。

コリウスは水切れが早い印象があるので、数時間の日照がある場所であれば、意外と北向き玄関にあっている植物なのかもしれません。

ヒューケラ

ヒューケラはわたしが北側玄関に一番おすすめしたい常緑多年草です。

特にPWの「ヒューケラドルチェ」シリーズは直射日光に強く改良されており、とても育てやすいです。

わが家の玄関は西日が結構当たるのですが、ドルチェ系はほとんど葉焼けしません。

ライム色からブラック系までさまざまなカラーバリエーションで、組み合わせによって暗くなりがちな北玄関を明るくしてくれます。

わたしは写真のように、ライム色とブラックを隣り合わせる組み合わせが気に入っています。

ぜひお気に入りのヒューケラをお迎えしてみてください。

▼わが家で育てているヒューケラの比較レビュー記事はこちら。

ホスタ(ギボウシ)

ホスタ(ギボウシ)は日陰でもよく育ち、多彩な葉色や形が特徴の宿根草です。

冬は地上部がなくなってしまいますが、春にまたしっかり芽吹いて年々株が大きく成長していきます。

明るいオーレアカラーや斑入りなど、日陰を明るくしてくれる色の品種が豊富で、鉢植えで大きく育ったホスタは独特の存在感があってとても素敵です。

わが家は地植えのホスタが多いのですが、鉢植えでは「ハルシオン」と「ゴールデンティアラ」を育てていて、年毎に成長していくのを楽しみに見守っています。

フウチソウ

フウチソウは『風知草』と書く言葉通り、風にそよそよ揺れる細葉が美しい日本原産の宿根草です。

以前地植えで黄金葉のフウチソウを枯らしてしまい、現在は原種の緑葉のフウチソウを北側で鉢植えで育てています。

決して派手ではないのですが、フウチソウが入ることで葉の形に変化が出て、一気におしゃれ感・こなれ感がアップする気がしています。

ホスタ同様冬は地上部が枯れてしまいますが、フウチソウは枯れ姿をそのまま残しても素敵だと思います。

新芽が出る前の3月までに地際でカットしておけば、春からまた綺麗な葉っぱを楽しむことができますよ。

クリスマスローズ

クリスマスローズ明るめの日陰や半日陰を好む植物なので、北向き玄関にぴったりだと思います。

わたしはクリスマスローズを鉢植えで育てるのが下手なのでほとんど地植えにしてしまいましたが、2鉢はまだ鉢植えで育てています。

特に夏の間は直射日光や高温多湿を避けたいので北側に移動させることが多いです。

常緑なので年中緑の姿を保ってくれますし、最近は園芸店でもシルバーリーフなど変わった葉色のクリスマスローズを見かけるようになってきたので、花がない時期も楽しめる選択肢が増えていると感じます。

アイビー

左の白い斑入り葉がアイビー「白雪姫」。

アイビー耐陰性が高く、北向き玄関でも育てやすい定番のカラーリーフです。

つるが伸びて鉢から自然に垂れ下がるため、ひと鉢あるだけでも動きのあるおしゃれな雰囲気を演出できます。

わが家で育てている「白雪姫」は、白やクリーム色の斑が入る明るい葉色が特徴です。

日陰になりがちな北向き玄関でも空間が重たく見えにくく、寄せ植えでほかの植物とも合わせやすいのでお気に入りです。

ヒメウツギ

ヒメウツギは春に白い小花をたくさん咲かせる落葉低木です。

半日陰でも育てやすく、樹高があまり大きくならないため、鉢植えでも管理しやすいのが魅力です。

わが家でも育てていますが、春になると枝いっぱいに花が咲き、玄関まわりを明るくしてくれます。

普段はそれほど手がかからず、花後に軽く剪定する程度で育てられるのでおすすめです。

わが家の北向き玄関はこんな感じです

ヒューケラが大好きなのでたくさん育てています。

わが家の北向き玄関では、現在は(2026年6月)主にヒューケラをたくさん並べています。

ヒューケラが大好きなので、株分けして増やしていたらヒューケラだらけになってしまいました。

ほかにもフウチソウと、ホスタ、これから夏なので避難してきたクリスマスローズなども並べています。

秋〜春の間は秋に作ったビオラの寄せ植えを門柱前に置いたり、アプローチの階段に並べて楽しんだりしていました。

▼写真右のテラコッタ鉢はこちらです。

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まとめ

  • 北向き玄関でも植物は十分楽しめる
  • おしゃれに見せるなら植物より鉢や配置が大事
  • 寄せ植えを頑張りすぎなくても素敵な空間は作れる
  • 自分が続けられる管理方法を選ぶのが一番

北向き玄関は「暗い」「植物が育たない」と思われがちですが、植物や飾り方を工夫すれば落ち着きのあるおしゃれな空間を作れます。

特に、明るい葉色のカラーリーフを取り入れたり、鉢の大きさや高さに変化をつけたりするだけでも印象は大きく変わります。

頑張って寄せ植えを作らなくても素敵な空間は作れますし、自分が続けられる規模感で楽しむのが一番。

ヒューケラやホスタ、ビオラなどの丈夫な植物を選べば、ガーデニング初心者さんやずぼらさんでも無理なく楽しめますよ。

「北向きだから」と諦めず、ぜひお気に入りの植物をひと鉢置くところから始めてみてください。

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