夏の西日が当たる花壇、何を植えたらいいか迷っていませんか?
夏に強いと言われる植物といえど、ほとんどが“西日を避ける”と書いてあるし、実際のところ本当に育つの?と思いますよね。
わが家の西日花壇は、夏の午前は建物の影で半日陰、午後から突然強烈な西日にさらされます。
今回は、そんなわが家で一番過酷なゾーンで生き残り続けている“本当に強い植物”だけを厳選してご紹介します。
西日でも育つ植物の特徴とは?
西日が当たる花壇は、日中から蓄積された高温と午後の強い日差しが重なり、植物にとってかなり厳しい環境です。
そのため、どんな植物でも育つわけではなく、「西日に強い性質」を持った植物を選ぶことがとても重要になります。
具体的には、次のような特徴を持つ植物が西日に向いています。
- 乾燥に強い
- 強い日差し(葉焼けや高温)に耐性がある
- 高温による蒸れや根のダメージに強い
こうした性質を持つ植物は、厳しい西日環境でもダメージを受けにくく、比較的安定して育てることができます。
今回ご紹介する5つの植物は、実際に西日がしっかり当たる環境で育ててみて、それでも元気に育ち続けているものだけを厳選しています。
「西日でも本当に育つの?」と不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。
西日に強い植物5選
ガイラルディア・グレープセンセーション

ややピンクがかった紫色の花を、初夏から初冬まで驚くほど長期間咲かせてくれる宿根草。
夏の西日にさらされても全くへこたれずに花を咲かせ続けます。
花びらが散ったあともボール状の芯が残るため、放置していてもずっと美しい優秀な品種です。
注意点としては、少し蒸れに弱いと言われていますが、わが家ではそれを感じないほど元気に育っています。
冬には地上部がなくなる宿根草ですが、暖地のわが家では今年は2月まで緑を保っていて驚きました。
矮性ガウラ・ベインズフェアリー

小さなちょうちょが風に揺れているようで可愛らしいガウラ。
ナチュラルな見た目とは裏腹に、かなり強いことで有名ですよね。
わが家の花壇は小さいので、あまり大きくなりすぎない矮性のガウラを選びました。
丈夫な植物と聞いていたので、最初は暗めの半日陰ゾーンに植えていましたが、さすがに日照が足りずあまり大きくなりませんでした。
そこで西日花壇に移植したら、今年は調子がいいような気がします。
わが家の西日花壇は午前中は明るい日陰程度の日照しかなく、花付きはそこまで良くありませんが、過酷な西日ゾーンを涼やかにしてくれる頼りになる品種です。
ルドベキア・アーバンサファリ

夏に映える元気なカラーのルドベキア・アーバンサファリ。
わが家ではサバンナサンセットとフォレストグリーンを育てています。
西日花壇で頑張っているのは、サバンナサンセット。
さすがPWの品種、どんどん花を咲かせてくれて花持ち抜群、しかも咲き進むにつれて色変わりしていく様が楽しめます。
今年は6月早々に切り花にして楽しんでいます。
7〜8月に半分くらいに切り戻すとまた二番花が咲きますが、わが家ではくしゅっと縮こまった花になってしまい、まだうまく咲かせられたことがありません。

カラミンサ
白い小さな小花がかわいいカラミンサ。
西日に焼かれる過酷な花壇で、涼しい顔で咲き続ける強健な植物です。
他の植物とも非常に相性が良く、主張が強くないので庭に使いやすいと思います。
わが家では、カラミンサは梅雨前と春前に切り戻しする以外放置です。
こぼれ種でよく増えるので、不要な芽は摘んでおきましょう。
南側の半日陰ゾーンにも同じ時期に植えましたが、日照時間的にはそこまで変わらないはずなのに、西日花壇の方が元気なくらい丈夫な宿根草です。
サルビア・ネモローサ・カラドンナ
紫の花穂がまっすぐ伸びた姿がシックで美しいカラドンナ。
花後も黒っぽいガクが綺麗に残ってくれるので、こちらも放置できる期間が長くおすすめです。
暑さに強く、縦に線状に伸びる花姿が花壇に変化をもたらしてくれます。
真夏以外は日照が少ない場所なので株はあまり大きくならないですが、花はしっかり上がってくれています。
これからも少しずつ大きくなってくれるのが楽しみな品種です。
実際に育てて感じた西日対策
西日花壇は環境が過酷なため、強い植物選びに加えてもう一手間工夫することで安定して育ってくれます。
ここでは、実際に西日環境で育ててみて効果を感じた対策をご紹介します。
水やりは朝が基本
西日が当たる場所は、特に夏は午後になると一気に気温が上がります。
午後に水やりをすると株元が乾きにくく、高温多湿で枯れる原因になります。
そのため、水やりは気温が上がる前の朝早い時間に行うのがおすすめです。
地植えなので夏以外は基本水やりは週1回するかしないかで、真夏は最低でも1日おきに水やりするようにしています。
マルチングで乾燥と温度上昇防止
西日によって花壇の表面温度はかなり上がり、カラカラに乾燥してしまいます。
その対策として効果的だったのがマルチング。
ココチップやバークチップを株周りに厚めに敷いておくことで、地温の上昇と乾燥を防ぎ、真夏のダメージを軽減してくれます。
今年ははじめてウッドチップを敷いてみたのですが、庭の雰囲気が明るくなったのとある程度重みがあって風で飛ばされない点が気に入りました。
鉢植えより地植えが安定
鉢植えと地植えを比較した場合、西日に耐えるという点からいうと地植えの方が安定感があります。
鉢植えは土が少ない分、乾燥と温度上昇の影響を受けやすく、真夏は水切れや根のダメージが出やすい印象でした。
一方地植えは、土の中の水分や温度が比較的安定しているため、西日環境でもダメージを受けにくく、放置してしまっても枯らしにくいと感じました。
まとめ
暖地の西日が当たる環境は確かに厳しいですが、植物選びと少しの工夫で、育てやすさは大きく変わります。
今回ご紹介した5つの宿根草は、実際に西日がきつい場所で育ててみて、しっかり育ち、手間もあまりかからないものばかりです。
どれも丈夫で、ガーデニング初心者の方でも育てやすい植物だと思います。
ぜひ、ご自宅の環境に合った植物を取り入れて、西日が当たる花壇を諦めずに楽しんでみてください。
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